MARCESTEL Official Site.
HOME > ギャラリー > 油絵(ジクレー) > No.MA413 足名椎と手名椎を前に、その娘の櫛名田比売を守ると誓う須佐之男命

No.MA413

足名椎と手名椎を前に、その娘の櫛名田比売を守ると誓う須佐之男命

※額装画像は、イメージです。お届けする額とは異なる場合がございます。

作品タイトル:足名椎(あしなづち)と手名椎(てなづち)を前に、その娘の櫛名田比売(くしなだひめ)を守ると誓う須佐之男命(すさのおのみこと)

作品ストーリー

『古事記』で、須佐之男命が「八俣の大蛇(やまたのおろち)」を退治する神話の一場面である。
横暴な振る舞いをして天照大御神が天の岩屋戸に籠もる原因をつくった須佐之男命は、高天原を追い出され、出雲国の肥河(ひのかわ=斐伊川)の川上の地に天降った。そのとき、上流から箸が流れてきた。それを見た須佐之男命は、人が住んでいると思い、流れをさかのぼって訪ねていくと、老夫婦が娘を間に置いて泣いていた。老夫婦の名は、足名椎(あしなづち)と手名椎(てなづち)。娘は櫛名田比売(くしなだひめ)といった。老夫婦は山の神・大山津見神(おおやまつみのかみ)の子だという。

泣いているわけを尋ねると、足名椎は「私たちには、もともと八人の娘がおりました。ところが、高志(こし)というところの八俣の大蛇が、毎年やって来ては、娘を一人ずつ食べてしまいました。残っているのは、ここにいる櫛名田比売だけなのです。今年も今、大蛇がやって来る時期になったので、大きな悲しみに浸っているのです」と答えた。須佐之男命は、その怪物、身体が一つで、頭と尾がそれぞれ八つある大蛇を退治することを決意し、娘を妻にもらいたいと申し出た。そして、「私は天照大御神の弟で、たった今高天原から降ってきたところだ」というと、老夫婦は畏れ入り、その申し出を受け入れた。

須佐之男命は、櫛名田比売を守るために、彼女を櫛の姿に変えて自分の髪に刺し、足名椎と手名椎には強い酒を作らせて、大蛇を迎え撃つ準備をした。そしてついに八俣の大蛇が姿を現した。怪物は近づいてくると、置いておいた酒をグビグビと飲み干し、なんと酔っ払って眠りこけてしまったのである。須佐之男命は、すかさず腰に帯びていた十拳剣(とつかのつるぎ)を抜いて、怪物をずたずたに切り刻んだ。

大蛇の中ほどの尾を切ったとき、剣の刃が欠けたので、怪しいと思って尾を割いてみると、そこから立派な大刀(たち)が出てきた。手にとると不思議な力を感じたので、須佐之男命は、姉の天照大御神にそれを献上した。これが草薙(くさなぎ、草那芸)の大刀である。後に皇位のしるしとして受け継がれる「三種の神器」の一つとなる。

大蛇を退治した後、須佐之男命は櫛名田比売と住むための宮を出雲の地に求めた。そして須賀の地に来ると、「ここに来て、私の心はまことにすがすがしい」といって宮を造った。このとき、雲が湧き昇ったのを見て、須佐之男命は歌を詠んだ。「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠(ご)みに 八重垣作る その八重垣を」。これが日本最初の和歌といわれている。

また、足名椎を宮の長とし、稲田宮主須賀之八耳神(いなだのみやぬしすがのやつみみのかみ)という名を与えた。高天原を追い出された須佐之男命は、葦原中国に天降り、英雄神となったのである。

DATA
作品区分:油絵(ジクレー)
作品分類:神話
号数:F8
作品サイズ:縦37.5cm×横44cm
額装サイズ:縦52.8cm×横58.7cm

販売価格:155,000円(税込価格:170,500円)※額装付き
送料:無料
お届け:ご注文後、2週間程度のお時間をいただいております。