作品ストーリー

伊邪那岐命(いざなきのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)は、天の御柱を巡って神聖な儀式を行い、国生みを始めた。はじめ、不具の子・水蛭子(ひるこ)とあわあわとした不完全な島・淡島が生まれてしまったが、天つ神の助言を受けてやり直すと、りっぱな国土が次々と生まれた。
淡路島、四国、隠岐島、九州、壱岐島、対馬、本州（畿内を中心とする地域）。
この八つの島を先に生んだので、わが国のことを「大八島国」という。さらに六つの島を生んで「国生み」を終えた二神は、次に「神生み」を行った。
　日本の国土も森羅万象の神々も、最初の夫婦神の愛と和合によって誕生した。