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No.12448

大国主神と須勢理毘売が逃げ出すとき、天の詔琴が樹に触れ鳴り響いた

※額装画像は、イメージです。お届けする額とは異なる場合がございます。

作品タイトル:大国主神(おおくにぬしのかみ)と須勢理毘売(すせりびめ)が逃げ出すとき、天の詔琴(のりごと)が樹に触れ鳴り響いた

作品ストーリー

天の詔琴(のりごと)が樹に触れ鳴り響いた」
『古事記』に記される大国主神の物語の一場面である。因幡国の八上比売(やがみひめ)が大穴牟遅神(おおなむぢのかみ=大国主神)を選んだことから、大穴牟遅神は、兄神たちに恨まれてしまう。大穴牟遅神は、兄神たちの仕掛けた罠にかかって二度も殺されるが、その度に母の助けによって息を吹き返し、ついに根の堅州国(ねのかたすくに=地底や海の彼方にあると考えられた古代の他界の一つ)に脱出した。

根の国の須佐之男命を訪ねた大穴牟遅神は、出てきた娘の須勢理毘売(すせりびめ)と恋に落ち、結ばれる。それから須佐之男命による試練が始まった。蛇の室(むろ)や百足(むかで)と蜂の室への入室、火に包まれた野原での鏑矢(かぶらや)探し、大室屋(おおむろや)での頭の虱(しらみ)・百足とり。
これらの試練を、大穴牟遅神は妻やねずみに助けられながら克服していった。そして、須佐之男命が大穴牟遅神に心を許して眠ってしまったとき、大穴牟遅神は、須佐之男命の髪を束ねて部屋の太い柱に結びつけ、巨大な岩で部屋の入口を塞いだ。そうしてから妻の須勢理毘売を背負うと、神宝である生大刀(いくたち)・生弓矢(いくゆみや)・天の詔琴(あめののりごと)を手にして逃げ出そうとした。

ところがその時、天の詔琴が樹に触れて、大地が揺れ動かんばかりに鳴り響いた。眠っていた須佐之男命は、その音を聞いてはっと目を覚まし、起き上がって家屋を引き倒した。慌てて垂木に結ばれた髪をほどいている間に、二神は遠くまで逃げのびて行った。

須佐之男命は、黄泉比良坂(よもつひらさか)まで追いかけて、それでも遠い二神の姿を見て大声で呼びかけた。「今おまえが持っているその生大刀と生弓矢で、おまえの腹違いの兄弟を、坂の裾野まで追いつめ、河の瀬まで追い払って懲らしめよ。そして今からは、おまえが大国主神となり、また宇都志国玉神(うつしくにたまのかみ)となって、わが娘須勢理毘売を正妻とせよ。宇迦(うか)の山の麓に、太い宮柱を、地の底まで掘ってしっかり据えて、屋根の千木(ちぎ)が、高天原に届くまでにそびえる立派な宮殿を建てて、そこで暮らせ。こやつめ」。大穴牟遅神は、この言葉通りに事を進め、国造りを始めた。尚、生大刀と生弓矢とは、生き生きと生命に溢れる大刀と弓矢のことで、天の詔琴とは、神のお告げを受けるときに用いられる聖なる琴のことである。

須佐之男命の政治的権威、宗教的権威を象徴する宝物として、大切にされていた。

DATA
作品区分:油絵(原画)
作品分類:神話
号数:F10
作品サイズ:縦45cm×横51.8cm
額装サイズ:縦62.7cm×横70cm

販売価格:1,100,000円(税込価格:1,210,000 円)※額装付き
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