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No.12447

猿田毘古神と天宇受売命の燃える愛

※額装画像は、イメージです。お届けする額とは異なる場合がございます。

作品タイトル:猿田毘古神(さるたびこのかみ)と天宇受売命(あめのうずめのみこと)の燃える愛

作品ストーリー

猿田毘古神は「導きの神」、天宇受売命は「芸能の神」として知られる。『古事記』には、二神の出会いについて語られている。
天孫・邇邇芸命(ににぎのみこと)が葦原中国(あしはらのなかつくに=地上世界)に降臨するとき、天の八衢(あめのやちまた=天から降る道が四方八方に分かれている場所)にいて、上は高天原を照らし、下は葦原中国を照らしている見知らぬ神がいた。

そこで、その神の素性を確かめるために天つ神から遣わされたのが天宇受売命であった。他の神々が恐れる中、その神と向き合っても気後れしない神として期待されたのである。天宇受売命が問いただすと、その神は「私は国つ神で、名を猿田毘古神と申します。ここに出ているわけは、天つ神の御子が天より降られると聞きましたので、ご先導をしようと思い、お待ちしていたのです」と答えた。

猿田毘古神は、先導の役として天孫に仕えるようになった。その後、役割を終えた猿田毘古神を送るよう天孫から命じられた天宇受売命は、その神の名を賜って猿女君(さるめのきみ)と呼ばれ、天つ神の御子に奉仕した。猿田毘古神の神の容貌について、『日本書紀』一書(第一)には、かなりの大男で、口の端が明るく光り、目は八咫鏡(やたのかがみ)のようで、照り輝いていることは赤い酸漿(ほおずき)のようであると描かれている。かなり怪しい容貌であった。

神社における神幸祭の際に、先導役として高い鼻の赤い面をつけて登場するのが猿田毘古神である。また、同書に「猿田毘古神(紀では猿田彦神)は、伊勢の狭長田(さなだ)の五十鈴の川上に着いた」とあり、この神が伊勢地方に縁があることがみえる。猿田毘古神は、伊勢の海人(あま)系氏族が信仰した太陽神であったとも考えられている。

天宇受売命は、古代の宮中の祭りで巫女の役をした猿女君の祖先となる女神である。天の岩屋戸神話では、天の岩屋戸に籠もった天照大御神を招き出すための神聖な祭りで、植物を身にまとい、伏せた桶を踏み鳴らしながら神がかりして踊り、ついには、胸や陰部を露出させるなどして神々の大笑いを誘った。その大騒ぎを怪しんだ天照大御神が外をのぞいたすきに、天手力男命(あめのたぢからおのかみ)によって岩屋戸から引き出されると、暗黒だった高天原も葦原中国も自然に太陽が照り、明るい光に包まれるようになった。

このときの踊りが、神前で舞を奉じる「神楽」の始まりとされる。結婚した猿田毘古神と天宇受売命は、縁結びの神、夫婦円満の神ともいわれる。二神の燃えるよう愛は、人々の心を慰め、あるいは生き生きとさせ、平安と幸福への道に導いてくれることであろう。

DATA
作品区分:油絵(原画)
号数:F10
作品サイズ:縦45.4cm×横51.8cm
額装サイズ:縦62.2cm×横70.2cm

販売価格:1,100,000円(税込価格:1,210,000 円)※額装付き
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