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No.12436

伊邪那岐命と伊邪那美命は、大いなる自然を生んだ

※額装画像は、イメージです。お届けする額とは異なる場合がございます。

作品タイトル:伊邪那岐命(いざなきのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)は、大いなる自然を生んだ

作品ストーリー
「国生み」を終えた伊邪那岐命と伊邪那美命は、この国を豊かにするために、国土をさまざまな神々で満たそうと考え、「神生み」をはじめた。初めに生んだのは、岩石や土、砂、屋根、家屋などの神で、住居に関わる神。次に生んだのは、海や河口などの神で、水に関わる神であった。続いて、風の神や木の神、山の神(大山津見神[おおやまつみのかみ])、野の神を生み、さらに、船の神、食べ物の神(大宜都比売神[おおげつひめのかみ])を生み、そして、火の神を生んだ。

ところがこのとき、痛ましい出来事が起こった。火の神・火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)を生むとき、伊邪那美命は、女性の聖なる器官である女陰(みほと)を炎で焼かれてしまったのである。火傷で病の床に臥しながらも、神生みは続いた。嘔吐したものからは鉱山の神、大便からは粘土の神、尿からは灌漑用水の神と農業生産の神(和久産巣日神[わくむすひのかみ])が生まれた。この和久産巣日神の子が、食物を司る神・豊宇気毘売神(とようけびめのかみ)で、伊勢神宮の外宮(げくう)の御祭神となっている。

そして伊邪那美命は、火の神を生んだために、ついにこの世を去り、黄泉国(よみのくに)に旅立った。その後、悲しみにくれた伊邪那岐命が火の神の頸(くび)を斬ったとき、飛び散った血や剣についた血から、武御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)など剣の神や水の神らが生まれ、さらに、殺された火の神の身体からも、山の神らが生まれた。妻を追って黄泉国に行った伊邪那岐命が、戻ってきた際におこなった禊(みそぎ)でも、多くの神々が生まれ、最後に三貴子、天照大御神(あまてらすおおみかみ)・月読命(つくよみのみこと)・須佐之男命(すさのおのみこと)が誕生した。

伊邪那岐命と伊邪那美命は、国土を生み、豊かな自然と生活環境を整えるために、自然や文化を司る様々な神々を生んだのである。夫婦神は、生命の祖神といわれる。マークエステルは、「大自然との調和・共生」を大切に考えている。

神話が、古代の人々の生活の投影だとすれば、それは、農耕や漁撈などで生活を営んでいた古代の日本人が、国土にも、自然界に存在するあらゆるものや現象にも、神の生命が宿っていると考えていたことを物語る。人々は、大自然を通して神々を認識し、自然万物と人間は、神につながる生命の流れの中で一つなのだと感じた。

恵みと脅威をもたらす大自然を畏れ、感謝し、調和して共に生きること、それが、人々の繁栄や幸福の源となると信じたのである。マークエステルはその考え方に共鳴する。調和してこそ、すべては美しい。

DATA
作品区分:油絵(原画)
作品分類:神話
号数:F10
作品サイズ:縦51.8cm×横44cm
額装サイズ:縦66.3cm×横59cm

販売価格:1,200,000円(税込価格:1,320,000円)※額装付き
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