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No.12433

邇邇芸命と木花之佐久夜毘売の幸せのひととき

※額装画像は、イメージです。お届けする額とは異なる場合がございます。

作品タイトル:邇邇芸命(ににぎのみこと)と木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)の幸せのひととき

作品ストーリー

『古事記』によれば、地上に降った邇邇芸命は、笠沙(かささ)の岬(鹿児島県薩摩半島南西端の地名、南さつま市に属する。太陽が輝き続けるすばらしい土地の象徴ともいわれる)で、麗しい乙女に出会った。まさに理想の女性であった。そこでさっそく、「そなたは誰の子か」と尋ねると、乙女は、「私は、大山津見神(おおやまつみのかみ)の娘で、名は神阿多都比売(かむあたつひめ)で、またの名を、木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)と申します」と答えた。邇邇芸命が意を決して、「私はそなたと結婚したいと思うが、どうか」と問うと、「私の口からはお答えできません。私の父、大山津見神から申し上げましょう」と言うので、さっそく父のもとに使いを送り、結婚を申し入れた。父はたいそう喜んで、嫁入りのための品々を山のように持たせ、姉の石長比売(いわながひめ)も一緒に添えて送り出した。しかし、姉の石長比売の顔があまりにも醜かったので、邇邇芸命は恐れをなして、父のもとに送り返してしまい、妹の木花之佐久夜毘売だけをとどめて、一夜(ひとよ)の契(ちぎ)りを交わした。

これに失望した大山津見神は、次のような言葉を送った。
「私が二人の娘を一緒に差し上げたのは、石長比売をお側に置かれれば、天つ神の御子の寿命が、たとえ雪が降っても風が吹いても、びくともしない岩のように永遠になるだろう、と願ってのことでした。また、木花之佐久夜毘売をお側に置かれれば、木の花が咲きほこるように栄えるだろう、と願ってのことでした。ところがこのように、石長比売を返されて、木花之佐久夜毘売一人をおとどめになりましたから、天つ神の御子の御命は、木の花のようにもろく儚(はかな)いものになるでしょう」。

こうしたわけで、今に至るまで、代々の天皇の御命は限りあるものになったという。その後、一夜で身ごもったことを「私の子ではなく、国つ神の子ではないのか」と夫の邇邇芸命に疑われた木花之佐久夜毘売は、「国つ神の子であれば、無事に生まれないでしょう」といって、出入り口のない御殿を造ってその中に入り、内側から土で塗りふさいだ。そして、出産が近づくと自ら御殿に火を放ち、その火の中で無事3人の御子、火照(ほでり)命(海幸彦)・火須勢理(ほすせり)命・火遠理(ほおり)命(山幸彦)を生んだ。木花之佐久夜毘売は、体を張った命がけの出産をすることで、身ごもった子が天つ神の御子であることを証明してみせたのである。この火中出産の物語により、木花之佐久夜毘売は、安産・子安・家庭円満・防火の神とされる。また、富士山の神として知られ、山の神の娘としての水徳をもって富士山の噴火を鎮めたという伝承(富士山本宮浅間大社)が残る。
マークエステルは、遠く富士山を背景に、邇邇芸命と木花之佐久夜毘売が仲睦まじく、幸せな時を過ごす様子を描いた。

DATA
作品区分:油絵(原画)
作品分類:神話
号数:F10
作品サイズ:縦53.5cm×横44.5cm
額装サイズ:縦66.6cm×横59cm

販売価格:1,200,000円(税込価格:1,320,000円)※額装付き
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