MARCESTEL Official Site.
HOME > ギャラリー > 油絵(原画) > No.12146 御子の鵜葺草葺不合命を夫の山幸彦に託す豊玉毘売命

No.12146

御子の鵜葺草葺不合命を夫の山幸彦に託す豊玉毘売命

※額装画像は、イメージです。お届けする額とは異なる場合がございます。

作品タイトル:御子の鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)を夫の山幸彦に託す豊玉毘売命(とよたまびめのみこと)

作品ストーリー

日本神話でよく知られる「海幸・山幸」神話の場面の一つである。
『古事記』によれば、山幸彦(山佐知毘古)は、天孫・邇邇芸命(ににぎのみこと)と山の神の娘・木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)の御子である。名は火遠理命(ほおりのみこと)、またの名は天津日高日子穂穂手見命(あまつひこひこほほでみのみこと)という。山の大小さまざまの獣を獲って暮らしたことから山幸彦といわれる。兄に、海の大小の魚を獲って暮らす海幸彦(海佐知毘古、名は火照命[ほでりのみこと])がいる。

一夜の契りで身ごもったことを邇邇芸命に疑われた木花之佐久夜毘売が、お腹の子が天つ神の子であることを証明するために、戸口のない産殿(うぶや)の中に入って火を放ち、燃え盛る火の中で出産した。ある日、山幸彦が海幸彦を説得して、お互いの道具を交換して獲物を取ることになった。山幸彦は兄の釣り道具を持って海に出かけたが、一匹も魚が釣れないどころか、兄の大事な釣り針を海でなくしてしまった。

そこで弟は自分の剣を砕き、たくさんの針を作って弁償しようとしたが、兄は「元の釣り針を返せ」と言って許さなかった。困り果てた山幸彦が海辺で泣き悲しんでいると、塩椎神(しおつちのかみ=潮流を司る神)が現れ、「私があなたのために一工夫してあげましょう」と言って、海神(わたつみのかみ、綿津見神)の宮に行くことを勧めた。竹籠の小舟に乗って、塩椎神の言うとおりに海神の宮を訪れた山幸彦は、そこで海神の娘・豊玉毘売命と出会い、結ばれる。楽しく暮らして3年が過ぎ、山幸彦は兄の釣り針のことを思い出して、ため息をついた。事情を聞いた海神は、鯛が呑み込んでいた釣り針を発見して取り戻し、海幸彦に返すときの呪文と、潮盈珠(しおみつたま)・潮乾珠(しおふるたま)という海水の干満を自由に操る珠を山幸彦に授け、鮫に乗せて地上に帰した。山幸彦は、海神の教えの通りに海幸彦を苦しめ、服従させた。

しばらくして、豊玉毘売命が地上の山幸彦のもとを訪ねてきた。出産の時期が来たという。それで海辺の渚に、鵜の羽を葺草(かやぐさ)の代わりに葺いた産屋を造るが、完成しないうちに産気づいてしまう。いよいよ出産が迫ってきたとき、妻は夫に「お産する姿を決して見ないでください」とお願いして産屋に入った。しかし、好奇心に駆られた夫は中を覗いてしまう。すると、妻は大きなワニ(鮫)の姿になって、のたうち回っていた。夫は驚いて逃げ出した。出産後、姿を見られたことを知った豊玉毘売命は、それを恥じて御子を置いて海神の国へ帰っていった。しかし豊玉毘売命は、夫とわが子を恋しく思い、御子を育てるために妹の玉依毘売(たまよりびめ)を遣わし、その時、夫への歌を託した。

御子の名は、鵜草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)。後に、叔母の玉依毘売を妻として四柱の御子を生んだ。神武天皇の父神である。

DATA
作品区分:油絵(原画)
作品分類:神話
号数:F10
作品サイズ:縦44.8cm×横51.9cm
額装サイズ:縦61.7cm×横69.4cm

販売価格:1,200,000円(税込価格:1,320,000円)※額装付き
送料:無料
お届け:ご注文後、2週間程度のお時間をいただいております。